オフラインでのイベントにおいて、VoicePingで翻訳を提供したい場合の利用方法についてセッティング方法をご紹介します。
- 機材を用いて正確な文字起こし・翻訳を行う方法
- セミナーの場合(スピーカーが1人の場合)
- 現地スクリーン・モニターを用いた翻訳字幕の表示とQRコードによる字幕配信は両方とも同時に行うことが可能です。
- 現地スクリーン・モニターで翻訳字幕を表示したい場合
- 準備
- 練習・本番
- QRコードで翻訳字幕を配信したい場合
- 準備
- 練習・本番
- パネルディスカッションの場合(スピーカーが2人の場合)
- スピーカーが同じ場所にいる場合(パネリスト全員がステージ上にいるなど)
- パネルディスカッション環境の注意点
- ケース1:注意点1・2ともにYESの場合
- ケース2:注意点1はYES、2はNOの場合
- ケース3:注意点1はNO・注意点2はYESの場合
- ケース4:注意点1・2ともにNOの場合
- 準備(上記4つのケース共通)
- 練習・本番
- スピーカーが違う場所にいる場合(一部パネリストがリモートで参加しているなど)
- 準備
- 本番・練習
機材を用いて正確な文字起こし・翻訳を行う方法
VoicePingは通常ウェブミーティング等でもご利用いただいており、PCのマイクでも高精度で文字起こし・翻訳が可能です。しかし、イベントにおいては雑音やハウリングの影響で精度が低下してしまう恐れがあります。そのため、オーディオインターフェースを利用することを推奨しております。
最も一般的な形式としては以下になります。
翻訳の配信において、ミキサーを用いてPCに音声を流すことで、入力時点で雑音を除いて高精度に文字起こし・翻訳を行うことが可能です。また、ミキサーとマイクの間にオーディオインターフェースを挟み、追加で様々な設定を行っていただくこともできます。また、マイクとPCは話者の数や言語の数によって増やしていただく形でも構いません。ミキサーを分けても運用可能です。
以下が過去イベントで実際に利用され、動作が確認できた機材の一覧です。
※弊社で用意しているということではございません。
※VoicePingはソフトウェア内でもノイズキャンセリングを行うことが可能ですが、マイクから直接ミキサーを通して音声を流すことでより高精度な文字起こしが可能となっています。
ur22mkii | |
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII オーディオインターフェイス 24bit/192kHz | |
Yamaha AG03MK2 White 6-Channel Live Streaming Loopback Mixer/USB Interface with Steinberg Software Suite | |
USBPre 2 | |
ヤマハ(YAMAHA) ライブストリーミングミキサー 3チャンネル ホワイト AG03MK2 W | |
TF5 デジタルミキサー | |
ZOOM ズーム AMS-24 |
セミナーの場合(スピーカーが1人の場合)
現地スクリーン・モニターを用いた翻訳字幕の表示とQRコードによる字幕配信は両方とも同時に行うことが可能です。
現地スクリーン・モニターで翻訳字幕を表示したい場合
準備
- イベントのホスト側で、VoicePingのバーチャルオフィスモードに移動し、会議室を用意します。
- 作成した会議室内に入り、マイクをミュート解除の上、画面下部のコントロールバーよりチャットを選択し、文字起こしがされるかご確認ください。
- チャットボックスのトップバーより全画面表示アイコンを押してください。画面右上のより翻訳先言語の変更も可能です。
※VoicePingのバーチャルオフィスモードがオンになっていることを確認してください
※デスクトップアプリではなくWebブラウザからご利用の場合、ウェブからバーチャルオフィスモードをご利用いただけるステータスかどうかを確認してください。
※オーディオインターフェース等接続されている場合、マイクのメニューよりどのマイクを検知するかご選択ください。
練習・本番
- 準備で作成した会議室に、ウェビナーのスピーカーをVoicePingの正規ユーザー、もしくはウェブゲストとしてご招待ください。スピーカーが複数いる場合、基本的にスピーカーの方全員、別のデバイスからご参加ください。
- スピーカーの方は自分が話す言語を認識言語に設定できているかどうか確認してください。スピーカーの方々が別のデバイスからVoicePingの正規ユーザー、もしくはウェブゲストとして参加されている場合、同時に違う言語で会話が行われても翻訳可能です。
※ハウリング等が起きないかどうかご確認ください。
QRコードで翻訳字幕を配信したい場合
準備
- ウェビナーのホスト側で、VoicePingのバーチャルオフィスモードに移動し、会議室を用意します。
- 会議室を作成後、会議室の設定より、リスナー用ウェブアプリを有効化してください。リスナー用ウェブアプリを有効化すると、ウェビナー参加者が参加できるQRコード・URLを取得することができます。また、リスナーのマイクを有効化、というオプションがオフになっていることをご確認ください
※VoicePingのバーチャルオフィスモードがオンになっていることを確認してください
※デスクトップアプリではなくWebブラウザからご利用の場合、ウェブからバーチャルオフィスモードをご利用いただけるステータスかどうかを確認してください。
※ここで取得したQRコード・URLは固定のものとなっているので、事前案内等にご利用いただけます。
※リスナーのマイクを有効化、のオプションに関しまして、これはイベント中にも変更可能でございます。質問などを受け付ける際にオンにすると、質問者の質問も翻訳することが可能です。
練習・本番
- リスナーモードのQRコード、もしくはURLをお客様・テスターに配布し、参加を促してください。
- 準備で作成した会議室に、ウェビナーのスピーカーをVoicePingの正規ユーザー、もしくはウェブゲストとしてご招待ください。
- スピーカーの方は自分が話す言語を認識言語に設定できているかどうか確認してください。
- VoicePing内でミュートを解除し、話し始めると実際に文字起こし・翻訳がスタートします。
パネルディスカッションの場合(スピーカーが2人の場合)
スピーカーが同じ場所にいる場合(パネリスト全員がステージ上にいるなど)
パネルディスカッション環境の注意点
注意点
- パネリストそれぞれのマイクが他のパネリストの音声を拾ってしまう
- 同じパネルディスカッションの中で複数言語が使われる
※他のパネリストの音声を拾ってしまうと文字起こしがループ・重複してしまうため。
ケース1:注意点1・2ともにYESの場合
大変申し訳ございませんが、有効な翻訳を提供できない可能性が高いです。
現在、1つのオーdjディオソースからリアルタイムに話者分離を行う機能を開発中ですので、
今しばらくお待ちください。
ケース2:注意点1はYES、2はNOの場合
話者分離は不可能となりますが、翻訳自体は有効に提供可能です。
すべてのマイクからの音声をオーディオインターフェースでミキシングして一つのオーディオソースとし、VoicePingをインストールしているPCに接続することでリアルタイムの翻訳を提供します。以下の構成をご参考ください。
ケース3:注意点1はNO・注意点2はYESの場合
話者分離・翻訳が有効に提供可能です。
話者分離が必要な場合は、話者の数と同じだけのPCを用意し、それぞれのマイクの音声をそれぞれのPCに接続することでリアルタイムに話者分離された翻訳が可能です。
話者分離が必要でない場合は、言語の数と同じだけのPCを用意し、言語ごとに音声をミキシングしてそれぞれVoicePingをインストールしているPCに接続することでリアルタイムの翻訳を提供します。
ケース4:注意点1・2ともにNOの場合
話者分離・翻訳が有効に提供可能です。
話者分離が必要な場合は、話者の数と同じだけのPCを用意し、それぞれのマイクの音声をそれぞれのPCに接続することでリアルタイムに話者分離された翻訳が可能です。
話者分離が必要でない場合は、PCを1台だけ用意し、音声を1つにミキシングしVoicePingをインストールしているPCに接続することでリアルタイムの翻訳を提供します。
準備(上記4つのケース共通)
- イベントのホスト側で、VoicePingのバーチャルオフィスモードに移動し、会議室を用意します。
- 作成した会議室内に入り、マイクをミュート解除の上、画面下部のコントロールバーよりチャットを選択し、文字起こしがされるかご確認ください。オーディオインターフェースを接続してテストする場合、マイクのメニューよりどのマイクを検知するかご選択ください。
- 利用方法に応じた準備をしてください。QRコードによる翻訳配信と会場モニター・スクリーンでの翻訳字幕は同時に使うことが可能です。
- QRコードで翻訳配信する場合・議室の設定より、リスナー用ウェブアプリを有効化してください。リスナー用ウェブアプリを有効化すると、ウェビナー参加者が参加できるQRコード・URLを取得することができます。また、リスナーのマイクを有効化、というオプションがオフになっていることをご確認ください
- ※ここで取得したQRコード・URLは固定のものとなっているので、事前案内等にご利用いただけます。
- 会場モニター・スクリーンで翻訳字幕を表示したい場合、チャットボックスのトップバーより全画面表示アイコンを押してください。画面右上のより翻訳先言語の変更も可能です。全画面による字幕表示をモニター・スクリーンに写して翻訳提供が可能です。
※VoicePingのバーチャルオフィスモードがオンになっていることを確認してください
※デスクトップアプリではなくWebブラウザからご利用の場合、ウェブからバーチャルオフィスモードをご利用いただけるステータスかどうかを確認してください。
※リスナーのマイクを有効化、のオプションに関しまして、これはイベント中にも変更可能でございます。質問などを受け付ける際にオンにすると、質問者の質問も翻訳することが可能です。
練習・本番
- QRコードで翻訳を配信する場合、リスナーモードのQRコード、もしくはURLをお客様・テスターに配布し、参加を促してください。
- 準備で作成した会議室に、オーディオインターフェース等を繋いている場合は、接続しているPCが会議室に参加していることをご確認ください。
- スピーカーの方それぞれのPCで、話す言語を認識言語に設定できているかどうか確認してください。
- VoicePing内でミュートを解除し、話し始めると実際に文字起こし・翻訳がスタートします。
スピーカーが違う場所にいる場合(一部パネリストがリモートで参加しているなど)
準備
- イベントのホスト側で、VoicePingのバーチャルオフィスモードに移動し、会議室を用意します。
- 作成した会議室内に入り、マイクをミュート解除の上、画面下部のコントロールバーよりチャットを選択し、文字起こしがされるかご確認ください。オーディオインターフェースを接続してテストする場合、マイクのメニューよりどのマイクを検知するかご選択ください。また、リモートで参加する方はVoicePingの正規ユーザーもしくはウェブゲストとしてご参加ください
- 利用方法に応じた準備をしてください。QRコードによる翻訳配信と会場モニター・スクリーンでの翻訳字幕は同時に使うことが可能です。
- QRコードで翻訳配信する場合・議室の設定より、リスナー用ウェブアプリを有効化してください。リスナー用ウェブアプリを有効化すると、ウェビナー参加者が参加できるQRコード・URLを取得することができます。また、リスナーのマイクを有効化、というオプションがオフになっていることをご確認ください
- ※ここで取得したQRコード・URLは固定のものとなっているので、事前案内等にご利用いただけます。
- 会場モニター・スクリーンで翻訳字幕を表示したい場合、チャットボックスのトップバーより全画面表示アイコンを押してください。画面右上のより翻訳先言語の変更も可能です。全画面による字幕表示をモニター・スクリーンに写して翻訳提供が可能です
※VoicePingのバーチャルオフィスモードがオンになっていることを確認してください
※デスクトップアプリではなくWebブラウザからご利用の場合、ウェブからバーチャルオフィスモードをご利用いただけるステータスかどうかを確認してください。
※リスナーのマイクを有効化、のオプションに関しまして、これはイベント中にも変更可能でございます。質問などを受け付ける際にオンにすると、質問者の質問も翻訳することが可能です。
本番・練習
- QRコードで翻訳を配信する場合、リスナーモードのQRコード、もしくはURLをお客様・テスターに配布し、参加を促してください。
- 準備で作成した会議室に、オーディオインターフェース等を繋いている場合は、接続しているPCが会議室に参加していることをご確認ください。
- スピーカーの方それぞれのPCで、話す言語を認識言語に設定できているかどうか確認してください。リモートで参加している方もご自身でのチェックをお願いします。
- VoicePing内でミュートを解除し、話し始めると実際に文字起こし・翻訳がスタートします。